第1章 おこづかいのあげ方ひとつで子どものお金力が格段にアップする
買い物ごっこは、マネー教育を始める絶好のチャンスです。お金の種類、数え方がわかるようになったら、おこづかいをスタートさせよう(柳澤美由紀)
身の丈にあったお金の使い方ができる子に/買い物ごっこは、マネー教育の第一歩/クイズ形式でお金の種類と数え方を教える/おこづかいはお金の使い方、活かし方を教えてくれる最高の教材/1日105円(100円+消費税)のおこづかいでお金の基礎が驚くほど身につく/欲しがるものをすべて与えていたのではおこづかいの意味がない/お金の使い方や計算は体験の中で教えるのがいちばん!/おこづかい制がうまくいかなかったときは/親の財布からお金をくすねた子を発見! あなたならどうしますか?/コンビニの店員さんは1時間働いていくらもらえると思う?/親子でフリマ初体験。息子が値段を付けた商品の売れ行きは……/「金銭管理=おこづかい帳」ではない。無理強いは禁物です/お金の貸し借りは親子間でもきっちりと/子どもの失敗を逆手にとって教えよう/初めは失敗した募金体験 今は自分の意思でやっています/中学生までに教えておきたい税金と運用第2章 よく考えてお金を使う習慣づけ─これは“投資教育”です
今やボーダーレス時代。世界経済を生き抜くために、自立のために投資教育は必要不可欠(森田久美子)
投資教育は、将来子どもが自立して夢をかなえるために必要な教育/子どもはいつからお金に目覚めるのか?/やりくり上手な子どもにするために/自ら考え、行動する力を育てるために/平日と土曜日とでは、どうして値段が違うの?/消費教育の絶好の場、デパ地下へ行こう!/知らぬは親ばかりなり、「株」はアニメにも登場/株ってなに? 儲かるってホント?/実体験でリスクを実感、「習うより、慣れろ」も必要/投資教育は精神面の鍛錬にもなる/東京証券取引所で学んだこと/子どもと一緒に預金口座を開設してみよう/学校で金融・経済教育は難しい?/百聞は一見にしかず…実感教育に勝るものはない第3章 お金に振り回されない心を持ってほしい…自立心を育む起業家教育プログラムがおもしろい!
自ら考え行動する、失敗を恐れず行動する、その精神を教えるのが起業家教育。将来が保障されていない今こそ、起業家教育を(平山寛子)
職業観を養う、お金の流れがわかる教育プログラムはないか/お土産を考案し、製造して、実際にお客さんに販売/社長は意外と地味な役割だ/資源ごみを価値あるものに。会計責任者に挑戦/旅行ツアー企画に挑戦/マネー教育は発達に応じてするもの/10年後の大人たちのためにマネー教育を巻末 マネー教育カレンダー…毎月、着実にマネー力をアップさせよう
4月 おこづかいを始めよう/5月 買い物体験をしよう/6月 読書をしよう/7月 お金や物を大切にしよう/8月 夏休みは、社会に飛び出そう!/9月 お金の基本を学ぼう/10月 経済のしくみを身近に感じよう/11月 会社ってなに? 株式ってなに?/12月 社会や他人のためにお金を使おう/1月 将来のことを考えよう/2月 貯蓄や銀行のしくみを理解しよう/3月 予算づくりをしてみよう
内容紹介
ファイナンシャル・プランナーママの実践マネー教育
おこづかいの渡し方から、投資教育、起業家教育まで
おこづかいの渡し方から、投資教育、起業家教育まで。お金のプロがわが子に実践している「マネー教育」を大公開
目次
内容説明
マネー教育なんて必要ない? いいえ、子どもが将来、借金まみれにならないために、しっかり自立するために、夢をかなえるために……やらねばならないのです。
マネー教育というと、拝金主義者や成金を養成するのではないかと勘違いする人もいるようですが、まったく違います。
今の子どもたちは、生まれたときからたくさんのおもちゃや食べ物に囲まれ、とても恵まれています。そして、それが当たり前になっています。では、そんなお金を使うことしか学んでいない子が、社会人になったらどうなるでしょうか? 消費者金融やカードのキャッシングが身近な存在になっている昨今、借金生活に突入するのは火を見るより明らかです。また、学生生活が終わりいざ社会に出たとき、何をしていいのかわからない、何になりたいかわからないという若者が増えていますが、それにもやはり今の恵まれた時代背景が少なからず影響を及ぼしています。つまり、貧しい時代から裕福な時代へと移り変わり、昔は必要のなかったマネー教育がやらねばなるぬ教育のひとつとなったのです。
本書は、お金のプロ、ファイナンシャル・プランナーがわが子に実践している「マネー教育」の実録本です。おこづかいの渡し方から、投資教育、起業家教育まで、大いに参考になる内容となっています。
Copyright © R's publishing Inc. All rights reserved.