はじめに 暴落にも打ち勝つ投資技術を手に入れろ!
第1章 「資産をつくる継続投資」を実現する「3つの売りの技術」10のポイント
1 だれもが欲しい「利益確定売り」の技術 ●「利益確定売り」と「損失確定売り」●いつも悔やんでばかりいるのはなぜだ?
2 「損失確定売り」のイメージがあるか? ●いつまでたっても「損失確定売り」が苦手な理由●「損失確定売り」という厚い壁
3 「利益確定売り」と「損失確定売り」の共存 ●勝率100%はありえない●「利益確定売り」と「損失確定売り」の比率が問題だ
4 トータル利益を大きくするために何をするか ●利益を左右する3つの要素●利益率の追求は最終ステップ
5 初級者の負けグセは簡単に改善する ●株式投資は「なにを買うか?」から入ってはいけない●売り場を考えてから買いに入る大切さを知る
6 欲をコントロールする技術が必要だ ●自分の欲を甘く見ていないか?●「欲張り」を放置したらけして儲けられない
7 全体相場の急落リスクを考える ●行き過ぎた相場はかならず下げる
8 「総手仕舞い」の手法がどうしても重要だ ●投資中断のツケは大きい●プロは塩漬け株をもたない!
9 「資産をつくる継続投資」の全体像 ●「買い・売り・資金回収」を一連の流れで考える●利益を上げやすい相場を見極める●運に任せるギャンブルではない
10 1年に1~2回のチャンスをモノにするために ●日経平均株価で相場全体を把握する●チャンスを待つ忍耐力が不可欠だ
第2章 トレーニングなしでは技術を磨けない「利益確定売り」11のポイント
1 最適なトレーニング環境を考える ●「利益確定売り」の実現率を高める訓練●買い値をかならず上抜いていく!
2 トレーニングの第一歩は「調整待ち」 ●プロがシノギを削る株式市場にどう立ち向かうか?●プロにはないアマチュアの強みを生かせ●トレンド転換をひたすら待つのみ
3 「急落」の難所をチャンスに変える発想 ●悪循環を断ち切る考え方が必要だ
4 トレーニングを開始するタイミングの読み方1 ●調整局面にも様々なパターンがある●急落、即、トレーニング開始ではない
5 トレーニングを開始するタイミングの読み方2 ●日経平均急落直後にリスクの小さな買いチャンスが●買い場はすぐにやってきた
6 「利益確定売り」の訓練対象銘柄の選び方 ●上昇相場を牽引する中心銘柄がベストだが……●下落中に業績良好銘柄のピックアップを
7 《実践》訓練対象の銘柄ウォッチング ●急落直後に好業績銘柄の押し目を狙う●個別銘柄もトレンドの見極めを
8 《実践》買い場を具体的にイメージする方法 ●日経平均の日足チャートのチェックが必要だ●買値目標を設定するにはどうするか
9 売り場のイメージなしで買ってはいけない ●上値の目標をどう立てるか●複数のシナリオを描く理由
10 一定利益率で「利益確定売り」を試みる訓練 ●大局上昇トレンドの本来の攻め方●小さな利幅に慣れる
11 一定の利益率で売るトレーニングがなぜ必要か ●受身の売りからの脱却●打率の向上を最大の目標に
第3章 意志の力でだれでも克服できる「損失確定売り」8つのポイント
1 損失確定を嫌って失う千両の大きさを考える ●「見切り千両」が伝えようとしている意味●絶好のチャンスをフイにするとき
2 塩漬けによる投資意欲の減退は無視できない ●損失確定を嫌って失うものは資金だけではない
3 塩漬けを余儀なくされるのはなぜか ●「売らないかぎり損は出ない」という逃げ道●「いつの日か…」を待つ選択肢はない●「長期投資に方針変更」のまやかし
4 「資産をつくる株式投資」を再考する ●「資産をつくる株式投資」を実現させる循環サイクル●循環サイクルの途絶はこうして起こる
5 塩漬けが100%間違った選択である本当の理由 ●不良在庫を抱えるダメ経営者●塩漬け株は不良資産だ
6 「損失確定売り」は避けて通れない ●すべての投資家は評価損を放置してはいけない●「損失確定売り」には強制力をともなう方法論を
7 「損失確定売り」の型を考える ●いやも応もなく「損失確定売り」を実行する方法●塩漬けを一切無くすために
8 「損失確定売り」に訓練が不要な理由 ●「損失確定売り」は、実行あるのみ●継続投資を妨げる原因は徹底して排除せよ
第4章 1年に1~2回、急落リスクをチャンスに転じる「総手仕舞い」10のポイント
1 「総手仕舞い」の技術なしでは戦えない ●急落はいつも突然やってくる●急落後の対策では資産を守れない!
2 個人投資家がつねに引き受ける急落リスク ●塩漬けか、撤退か─●投資余力を根こそぎ奪われた!
3 メディアは個人投資家の味方ではない ●個人投資家へ顔を向けないメディア●最後のババをつかませようとする世界
4 「総手仕舞い」というリスクゼロの選択 ●一切合財をキャッシュに換える●継続投資はつなげて、繰り返す
5 相場全体の急落場面をいかに予測するか ●いつ調整入りしてもおかしくない状況●キャッシュを手にした投資家は強い
6 「総手仕舞い」のメッセージはこう発信した ●相場予測のファーストステップはシナリオ作成●「キャッシュポジションを高めて大幅安を待て」
7 目先の底のイメージ作りが重要だ ●値幅調整でどこまで下げるか?●昨今の日経平均はNYダウしだい
8 「リスクの小さな買い場」はこうして探す ●仮説を立てて下値水準を想定する
9 調整入りの可能性を読みきるポイント ●上値のフシがチェックポイント●海外市場の影響は大きい
10 柴田罫線が「総手仕舞い」を強力サポート ●トレンド分析で本領を発揮する柴田罫線●急落予測の決め手となった売りシグナル●絶対的に信頼できる分析法はない
第5章 資産倍増にすぐに役立つ〈実践〉究極の短期投資8つのポイント
1 「年間に1~2回」のサイクル循環をベースに ●具体的な攻略法を考える前に
2 大局上昇トレンドの2つの基本攻略法 ●じっくり上昇を待つか、こまめに利益を取りにいくか?●両刀づかいはやめなさい
3 単一銘柄の短期反復攻略のススメ ●短期で8回転、6勝2分け●押し目狙いの待ち伏せ買いに徹すること
4 全体相場に不透明感のタイミングで材料株を ●「好業績・低PER」+「豊富な材料性」で勝負●買い目標値と売り目標値の設定
5 「押し目買いの吹き値売り」の反復繰り返し ●株価が買い目標まで下げないときは?●日足・週足・月足を使い分けろ
6 急騰・急落直後の反動高が狙い目 ●つねにトレンド転換の可能性に注視せよ●時には成り行き買いで果敢に攻める●どこまで“追っかけ”をつづけるか
7 短期リバウンド狙いのバスケット買いのススメ ●短期投資の“必勝パターン”●何を買うかは重要ではない●リスクを覚悟できる投資家限定!●短期狙いのスタンス堅持を
8 バスケット買いの対象銘柄を考える ●急落前に大相場、そして好業績・低PER銘柄●成果が大きい短期攻略法
あとがきにかえて ●リスクについて考える●長期投資は株式投資の王道か?●個人投資家の先物取引への流れ