第1章 男が極めるのは「才能」ではなく、「個性」だ! [成功のヒント1-5]
1 成功するのは「うぬぼれ」の強い男である/2 スキャンダルで磨く男の器量/3 この恐怖を味わう男が大成する/4 人の失敗を見ても、怖気づくな/5 誰もマネできない男の生き方とは?第2章 ときには「非情な男」になってみろ [成功のヒント6-10]
6 レベルダウンした組織には染まるな/7 このような弱い者いじめは大いにせよ/8 あなたは、学生気分から卒業しているか/9 ウソをついてもいい場面、いけない場面/10 一度くらいは「女のヒモ」を経験しろ第3章 「実行力」にまさる男の武器はなし [成功のヒント11-15]
11 男たるもの、まずは行動してみないか/12 今こそ「男の時代」を復活させよう/13 美女を抱いてこそ、男の価値は上がる/14 ときには、愛のある暴力をふるってみろ/15 若いうちの失敗は気にするな第4章 男の「知性」と「色気」を備えているか? [成功のヒント16-20]
16 ちょっとでも謎のある男が才能を発揮する/17 となりのキャリアウーマンには、「ノー」と言え/18 女の浮気は「大したことではない」と思え/19 男を疲れさせる女とは、さっさと別れろ/20 道徳にこり固まった男は、バカを見る第5章 あなたの言葉には「説得力」があるか? [成功のヒント21-25]
21 若者のネットでの主張には、何の価値もない/22 大切なものに命を賭ける覚悟があるか/23 無理を押し通すくらいの力量を持て/24 なぜ、あなたは仕事をするのか?/25 男は、夢を砕かれて強くなる
第6章 その他大勢の「発想」から抜け出せ [成功のヒント26-29]
26 特技を極める男が、奇跡を起こす/27 流行に価値を見出すな/28 過去を掘り起こすような男にはなるな/29 少しのバカになるすすめ
第7章 「負けて勝つ」…逆境に強い男となれ [成功のヒント30-33]
30 本当の味方は、ひとり残れば充分だ/31 成功者だからこそ分かる苦悩/32 自由に、そして力強く生きろ/33 男たるもの、生きた証しを作れ
お金、名声、恋愛…すべてをつかむ極意とは? 230万部のベストセラー作家による、意識改革書の決定版!
平凡に染まるな! 刺激的に生きろ! この自己変革が成功をもたらす。
◎根拠のない自信を持て!
◎人の失敗を見て怖気づくな
◎慣れあいの会社とは、おさらばせよ
◎自分の特技を生かしているか?
◎結果を残すには、危ない橋を渡れ
◎時代と女に媚びない価値観を持て!
◎散財したら、すぐにお金を取り戻せ
◎愛のある暴言を吐いて、男の株を上げろ
◎過去の栄光にこだわるな。未来を語れ!
◎ムダな努力はやめろ
◎あなたは、愛する女を守れるか?
【前書きより】
平凡な男として生きるか、個性を磨くか―。この二者択一で、多くの男は平凡な人生を選ぶ。…
「強さと勇気の自殺を賛美する」。こう言って、割腹自殺を遂行した三島由紀夫と比べると、「定年までなんとか暮らして、老後は年金でやりくりしよう」と、ビクビク平凡に生きる男たちは、なんと小粒なことか。…
本書は、三島由紀夫の「天才的」な理論や名言を、私が咀嚼して解説した話や、私自身が自分の持論を述べている話もあるが、まずは、三島由紀夫と里中李生は、自分と比べて、上か下かを考えてほしい。
それが分かったら、あなたの周囲にいる人間が、自分と比べて優秀かそうではないかを観察し、誰につき従って学ぶか、誰を自分に引き寄せればいいのかを考えるのである。
もしあなたに個性が不足しているなら、三島由紀夫の恋愛論やセックス論は、とても現代の男女観に反する話でいて、その器の大きさや圧倒的な気迫に反論できないかもしれない。
それを勉強してはどうだろうか。
【編集者より】
サブタイトルの一部となっている「三島由紀夫」と聞いて、どのような事を思いうかべるでしょうか? 作家? 割腹自殺? 小説? 金閣寺? 潮騒? …しかし、本書を読むにあたって、そのような知識は、いっさい必要ありません。里中李生氏は、三島が残した名言をとても分かりやすく紹介しつつ、あくまで、その言葉を、われわれが上昇するために残してくれた叡智として捉えます。そして、快調な里中節で、今を生きるために独自のヒントを与えてくれます。これまで、氏の著作を読まれている方にとっては、“新しい里中李生”を見られること請合いです。かぎりなく前向きなそのスタンスは、世の男性だけではなく、女性をも、勇気づけてくれると思います。少々刺激の効いた一服の栄養剤として、本書をお読みください。